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なぜ円売り相場がくるのか~円売りトレンドが始まる。来春まで続くクロス円の新しい流れの幕が開きつつある。(中編)

・・・円売り相場
前回かいたことは、

今後数ヶ月、どんなトレンドが起こるのでしょうか。
私の相場観では、クロス円の円安相場が今後数ヶ月続く。というものです。
たぶん、来年の3月ぐらいまで続く円安相場がすでに始まっています。

と書きましした。





・・・日銀の介入では円売り相場にはならない。
数年前、日銀が35兆円の円売り介入をしました。
しかし、数ヶ月マーケットは円買いトレンドを続けました。
介入では円買いトレンドを変えることはできなかったのです。
今回日銀は9月に2兆円の円売り介入をして、
http://www.mof.go.jp/feio/monthly/220930.htm
10月の円売りはゼロでした。
http://www.mof.go.jp/feio/monthly/221029.htm
よって今回のこの程度では、円売り相場には全くなりません

そのうえで、これから数ヶ月つづくであろう円売り相場がなぜくるのか。
そのことを考えるのが今回の記事です。







・・・マネーは4市場を駆け巡る
マーケットには4つの市場があります。
株式市場、商品市場、為替市場、債券市場です。
マネーはこの4つの市場を行き来するだけなので、トレンド転換の際にはこのどこかの市場で何かが起きるわけです。
そこで、為替(FX)をしている我々ですが、何かのヒントを探すために他の市場を見てみましょう。





・・・ダウ 週足チャート  01
2010110701

2009年3月を底に上昇しています。
週足のMA200を上方に突き抜ける上昇トレンドです。
株式が買われています




・・・商品
商品相場も上昇中です。
GOLDだけでなく、景気の先行きを示すと言われる銅や、穀物などいろんなチャートが上昇トレンドです。
商品相場も買われています




その原因は、各先進国による量的緩和です。
ひとことでいえば、紙幣をばらまく中央銀行の政策により行き場を失ったマネーが株式市場や商品市場を買いまくっているわけです











・・・為替
で、、、
そういうわけで、商品や株式が買われて、マネー(紙幣)売られたわけです。
紙幣の最も代表はUSDなのでUSD相場が約5ヶ月目に入ったわけです。
しかし、トレードは さらにあとからUSDを売る人がいないとそのトレンドは終わってしまうんです。
そこで、為替市場では別の通貨を売ってその新しいトレンドを模索したわけです。
で、
その新トレンドは冒頭に書いた、今後数ヶ月続くであろう円売り相場なんです。
???
ですか。
そうなんです。
なぜ、マネー(紙幣)を売るだけならば GBP売り相場でもいいし、EUR売り相場でもいいはずなんです。
その円売り相場になる理由を考えてみます。








・・・債券相場
米国債10年物チャート    02
2010110702


このチャートをよーく見ると、今後円売り相場がくる理由がわかります。
よーく。
よーく。
もっと、よーくみてくださいね。
おおきなキーワードがありますから。


11/3深夜(=11/4 早朝)に米国のFOMCがありました。
https://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20101103a.htm
このなかで、生産と雇用の回復ペースは減速したままなので、
様々な資産買い入れや政策金利を低利のまま
にしておくことを発表しました。
これまでどおり、米国紙幣のバラマキ続行です。
ですから、上記の株式市場や商品市場はさらに買われ上昇したのです。
しかし、債券市場は買われません




これが、新トレンドの理由です。
???
ですか。

正直、当初私もわかりませんでした。
しかし、寝ても覚めても上記チャートを見ていると気づいたんです。
ああ。
そうかあ。
円売り相場がくるんだってね。






・・・みんなが買えばあがり、みんなが売れば下がる
このブログでは、難しいことはあまり書きません。
書いているのは、「みんなが買えばあがり、みんなが売ればさがる」というだけです。
では、後から振り返ると、「みんなが納得するぐらい明確な新トレンドの理由」とは何なのでしょうか。
それを考えるだけなのです。
そして、それが、上記チャートでした。






・・・底練り
米国債10年物チャート 日足 03
2010110703

チャートを見てわかるのは、これまで債券がかわれ(=金利下落)だったのに、下がらなくなって底練りをして言います。
ネックラインを上抜ければ、逆三尊で底サインですね。
これまでの債券が買われ(=金利下落)から、債券売り(=金利上昇)トレンドへの転換です。




そうなんです。
おかしいんです
明らかに変ですよね。
先進国・新興国・中国にいたるまで、自国通貨安を望んでいます。
ですから、金利を上げるとマネーが自国に流れ込んで、自国通貨高になるのでそんなことはしません。
そのまえに、FOMCの声明文を読んでも米国は景気が悪いわけですから、米国が利上げをするわけないんです。
でも、マーケットは将来の米国利上げのタイミングを探っているわけです。
この
マーケットが利上げタイミングを計っていることが今回の最大のキーワード

なんです!


正確に言えば、米国が実際に利上げする必要はないんです。
トレーダーのみんなが「米国の重要指標がいい数字が出ている」。だから、利上げするかも。
とみんなが思って、みんながポジションを持てば、チャートは動くんです。
いいかえれば、「いつマーケットが利上げを織り込んでいくか」と言うことです。








・・・ネックラインを上抜けするか、それとも下抜けするか。
正確に言えば、まだネックラインの2.750を上抜けしていないので私見は推測の範囲です。
個人的には先日の雇用統計を始め米国の重要指標ではいい数字が出ているので、
ネックラインを上抜けして円売り相場到来がメインシナリオです。
もちろん、反対に2.410を下抜けすれば私の相場観は外れます。
その場合は,リスクシナリオと言うことでマイポジションは損切りします。
そのことをわかった上で、以下読んでください。








・・・債券相場の底は2010/10/始めではなく、リーマンショックの2008年末だった

私見のとおり、ネックラインを上抜けした場合の事です。
上記日足チャートでは債券相場が2010年10月始めを底に反転したように見えるかもしれません。
しかし、週足チャートを見ると違うものが見えてきます。



米国債10年ものチャート 週足 04
2010110704


債券相場の底は今回の2010/10月始めではなく、リーマンショックの2008年末なんです。
週足チャートでは2008年末を大底にしたチャートでは、日足チャートでは逆三尊(H&S)の底に見えた2010/10月始めは、H(頭)ではなく、S(肩)だったのです。
チャート分析では、長いチャートほどそのトレンドは大きいので、大きな転換点というわけです。








・・・FXポジション
そこで、上記3市場から 今後数ヶ月の円売り相場が始まるというのが私の相場観です。
論理が飛躍していてよくわかりませんか???
そうですね。
どうやって説明したらいいのかなぁ。
う~ん。

そうですね。
今後くる不確実な将来よりも、過去経験したことの方がわかりやいでしょうから、過去を振り返ります。








・・・
これから起こることと真逆のことが2008年にありました。
当時の2008年、新聞ではこんな記事がありました。
預金残高最高へ!
これがキーワードです。
当時はトレーダーだけでなく、一般投資家たちがしたことは、
現金・預金・債券を買ったのです。
理由は、株式や商品は現金に変換するのに時間がかかり、その間に下がるリスクを背負うからです。
危険な株式や商品(原油)が売られ暴落しました。
株や商品で損をした人たちがあふれニュースで話題になりましたね。
やっぱり 「現金・定期預金・国債が一番!」なんていう話しでした。

当時のマーケットのポジションは、
株式売り・商品売り
現金・預金・債券買い
です。
その当時のFXでのトレンドは
高金利通貨のGBP売り・NZD売り・ZAR売り
黒字国の JPY買い
でした。








・・・
で、今後数ヶ月は上記の時とは逆のトレンドですよね。
4市場は
株式買い・商品買い
現金・預金・債券売りです。
なので、
FXのポジションとしては
平時の高金利国 GBP買い ・NZD買い・ZAR買い
そして、 黒字国のJPY売り
になります。
ですから、今後数ヶ月くるであろう新トレンドは円売り相場なんです。







・・・AUDよりNZDが上昇した理由
前回AUDより景気の悪いNZDが上昇した話を書きました。
上記、平時の高金利通貨ならば同じ買われるのでも、少なくとも現在景気のいいAUDよりも、
景気の悪いNZDが上昇力が違ったのかを書いておきます。
それは、、、
AUDの方が財政的にいいからなんです。NZDの方が財政面でデフォルト(倒産)リスクが大きいからです。

???
ですか。
またわけわからないことをsaru999が書き始めましたね(笑
早めになれてくださいね(違


もう一度、2008年のリーマンショックを振り返ってください。
あのとき、日本人のFXポジションは 高金利買い&日本円売りでした。
GBPJPYロング・NZDJPYロング・ZARJPYロングでした。
とくに外貨預金代替としてFXを使っている人やスワップ狙いの人たちはそうですね。
そのとき、彼らは不思議がったのです。
なぜ、高金利通貨がさがるんだ!!!」と
理解不能のようでした。
この話は過去にブログで書いたので詳細は省略しますが、簡単に言うと
高金利通貨の国は デフォルト(倒産)リスクが高い国なのです。
投資してリスクが高いから、誰も貸してくれない。だから、高金利というニンジンをつけてマネーを集めたんです。
でも、2008年のようなパニック相場では 高金利の利息どころか元本が戻ってこない危険があったんです。
ですから、みんなが高金利国に投資をしていたマネーを回収したのが、当時高金利通貨が暴落した理由
です。
なんどもかいてきた「みんなが売れば下がる」というシンプルな話しです。






・・・
で、今後数ヶ月起こるであろう事は上記の反対です。
危険を背負っていいから、マーケットはハイリスクハイリターン
です。
対して、リターンのない債券相場に投資するなんてもったいないんです。
だから、株式相場が買われ、商品相場が買われています。
よって、FXではまず起こったのはNZDJPYロングの上昇だったのです。
この後、続くのはGBPJPYロングとZARJPYロングの上昇。
これが、第1幕ですね。

第2幕が、AUDJPYを始めとする他のクロス円の円売り相場です。
タイムラグ等あるのか、同時なのか。。。
そのあたりは、1週間に一回したチャート分析しないこのブログでは伝えきれないので、ご自身でチャートを確認してください。


そして、最後がUSDJPYが底練りからの円売りです。
このときに、上記クロス円はさらなる上昇をするでしょう。
なぜならば、ドルストレート通貨が高止まりする中、USDJPYの上昇によるためです。




















今回も長くなってしまいました。
つづきは次回とします。
次回はチャートやデータみながらクロス円を眺めてみます。










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コメント

No title

こんばんは。
なるほど、腑に落ちる説明ですね^^
長文、お疲れ様です。

最近のNZDの高騰もこれから、円安相場が来る前兆だったんでしょうね^^

No title

ふ~むむむ。
saruさんのおっしゃってることの7割くらい分かってきました^^
私はT-Noのチャートが円高が進んでる割りには下げなくなったので、あれ?って思ってました。
なので10月末にトレジャリーストリップスを売却しました。
売ったのが正解だったらいいな。
これからしばらくは債券が買えそうにないので寂しい。。。
あと、住宅ローン金利も上昇しちゃうな><

No title

米債を売却したの10月末じゃなかったです><10月初でした
ウソ吐いちゃいました、ごめんなさい。

仙さんへ

> なるほど、腑に落ちる説明ですね^^
> 長文、お疲れ様です。
ありがとうございます。
そうなんです。長文は書くのに時間がかかるんです。
お心遣い、お礼申し上げます。

ななえさんへ

> 私はT-Noのチャートが円高が進んでる割りには下げなくなったので、あれ?って思ってました。
> なので10月末にトレジャリーストリップスを売却しました。
さすがですね。

> あと、住宅ローン金利も上昇しちゃうな><
日本は当分利上げはしないような気がします。。。
かなり先の米国利上げ、その後の欧州利上げ、そのあとのあとのあとですね日本の利上げは(笑。

No title

なるほど。。。
記事の内容をある程度理解するのに3回読み直しました
第一幕はAUDかなとおもっていたのですが、GBPやZARが先人の可能性が高いのですね

気をつけてみていきたいと思います

No title

頭の悪い僕なんで、家に帰ってから何回も読み返します!!

WINさんへ

いつもこめんとありがとうございます。

今月か来月12月かはまだわかりませんが、
チャートがだんだんおもしろそうな形になってくるのかも。。。

ヤンシーさんへ

>何回も読み返します!!
ありがとうございます。
気楽に読んでください。

No title

【長文は書くのに時間がかかるんです】

長文記事自体に凄く時間が掛かりますが、そこから読みやすく、無駄な文章を省きながら、修正追加していく添削にまた時間が掛かるんですよね…

前回と言い今回と言い、saru999さんの記事は長文なのに順序だてて、判りやすく仕上げてくださっています。 本当にご苦労様です♪

私なんて一記事だけで、何時間も掛かったりします…(^_^;)

No title

世界経済の知識に乏しい私は
理解するのに5回くらい読みなおさないといけませんでした^^;
(結局全部は理解できてませんが。)
でもタメになる記事です!

No title

こんばんは。
読み返すと改めて納得出来る部分があって、凄いっす。

ねむゴンさんへ

> 長文記事自体に凄く時間が掛かりますが、そこから読みやすく、無駄な文章を省きながら、修正追加していく添削にまた時間が掛かるんですよね…
そうなんです。
わかっていただけるとうれしいです。

ゆんさんへ

> でもタメになる記事です!
ありがとうございます。
でも、かいてあることは
「みんなが買えば上がり、みんなが買えば下がる」
というシンプルな話しです。
トレーダーには いわゆる「知識」はあまり必要でないのかも。
むしろ、マーケットの「変化」を感じる方が大事のように感じます。

ヤンシーさんへ

> こんばんは。
こんばんわ。
こめんとありがとうございます。

No title

米国債は米国経済のリスクはあるけど、デフォルトしないであろうと考えられていたのだと思います。

つまり、普通の国であれば景気が悪ければ金利を上げざるを得ない。

そのような環境で債券を買う人が、何故経済リスクがある債券を安い利回りで買わなくてはいけないのと疑問符だった所に、良い指標が出始めたので資金が債券から株式に移動。

今はFRBの緩和と上記実体経済の金利の綱引きのバランスが転換してきた可能性があるように思えます。

デフレリスクを皆が考えなくなるとその流れは決まってくるかもしれませんね。

今やっている、AUDUSD異業者両建てのDMMFXの予告スワップが低下してきているのはUSDの金利上昇が原因のように思えます。

masaruさんへ

>AUDUSD異業者両建てのDMMFXの予告スワップが低下してきているのはUSDの金利上昇が原因
へぇ~。
「予告」スワップというモノがあるんですね。
始めて知りました。

No title

一応こんな感じです。

http://fx.dmm.com/fx/service/swapcalendar/

masaruさんへ

> http://fx.dmm.com/fx/service/swapcalendar/
なるほど。。。
情報ありがとうございます。

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saru999

Author:saru999
(投資との出会い)
若い頃から投資に興味は持っていました。当時は個別株の本を読んでいました。
そんなときに、外貨預金の発展形としてFXに出会いました。
当時はまだ為替投資が一般に始まったばかりでした。
いろんな人が、他市場の商品相場の手法、株式相場の手法、オプションの手法をFXに持ち込みそれを学びながらトレードしました。

(投資経歴 )
私自身はもいろんなトレードをしました。
シストレ逆張りトレード、裁量トレードやトレンドフォローから始めました。
うねりとり、つなぎうりもしました。
高金利通貨売り等大衆と逆のポジションを取るトレードもしました。
保有期間も日足・中期足・短期足等色々やりました。
さらに、数年前からは自動売買プログラムで資金を運用するようになりました。
MT4/EAを使うようになってトレードの精神的負荷は少なくなりました^^


(現在)
3つの時間軸と手法で運用をしています。
短期はFX。MT4・自作系EA(自動売買プログラム)で為替・金・銀を運用しています。
中期は225オプションです。サヤトリ系トレードを研究しています。
長期は人民元積立投資+つなぎトレードです。
投資を始めて約10年になりますが、投資は奥深く興味が尽きません。
使用プログラム言語はMQL,EXCELVBA,pythonなど。

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